日曜日の朝の楽しみはパクパクコンテスト

日曜日の朝に放送されるパクパクコンテストは小学生に大人気の番組でした。

パクパクコンテストは、最初はプリン・キャッシーのテレビ!テレビ!!の中でのコーナーのひとつで、オープニングからおもしろくて、まず横山プリンとキャッシーのかけあいで始まる。

「まいど」
「おいど」
「おいど」
「まいど
「プリン・はげ」
「キャッシー・ぶす」

なんか横山プリンが破壊的で、なんか今ではぜったいそんなことテレビで言ったらあかんやろっていうセクハラながいなことを言ったりめちゃくちゃしてた記憶がある。
プリンは頭のてっぺんがつるつるにはげているのに、ロン毛と口からあごのひげ、そしてサングラスに白いシャツとGパンという特徴のありすぎのルックスで、小学生には刺激的なアクが強いキャラでした。
何をしでかすかわからないハラハラした気分でテレビの前にすわっていました。(笑)

パクパクコンテストからスターに

プリン・キャッシーのテレビ!テレビ!!から鶴光のテレビ!テレビやパクパクコンテスト(司会はピーターとキャッシー)やテレビに釘付け あのねのねに、番組名や司会者がかわっても、この番組って関西しか放送していなかったみたいですね。

それでそこからスターが誕生して、芸能プロダクションにスカウトされた芸能人になったというひとを、私が見ていたころに3人覚えています。

■松原秀樹
■草川佑馬
■川崎真世

パクパクコンテストはその名の通り音が出ないマイクをもって口パクで芸能人のものまねをします。歌唱力じゃなくふりまねなんで、やっぱりアクションが多い西城秀樹や山本リンダのまねをするのがにんきでした。
ほかにも常連でおもしろい子がいてたけど、誰だったかな?

上の3人も西城秀樹のものまねで、グランドチャンピオンにまでなり芸能プロダクションにスカウトされました。(松原秀樹と川崎真世はジャニーズ事務所)
当時はジャニーズ事務所と言っても、いまみたいにグループは多くなかった。

素人の男の子がアイドルに

松原秀樹・草川佑馬・川崎真世はわたしたち小学生女子にすごく人気があった。草川佑馬もことは「小宮くん」って言ってた。(まだデビューしてないから本名の小宮くん)
月曜日はパクパク話題で持ちきりだった。
プロじゃなく素人なのに、テレビってすごいなってつくづく思う。

みんな大阪出身で身近なお兄さんって感じだったのかな、昔って歌手とか俳優は東京だったから大阪出身というのがうれしかった。
そういえば、クラスの誰かが「私のおかあさん、川崎真世のおかあさん知ってるねん」みたいなこと言ってマウントをとっていた。
スカウトされて上京して、テレビや雑誌で見たときは、うれしいようなさみしいような気持でした。
松原秀樹がヤッチンとリトルギャングでデビューして、ジャニーズ事務所のみんな(JJSとか)とハワイに行った写真が載ってる明星は長らく持っていました。(確か全員ジーンズのショートパンツだった気がする。)

ぱくぱくコンテスト私も応募する予定だった

じつは、私と友だちは小6のときキャンディーズで応募するために、運動場のすみにある鉄棒のところで休み時間に猛練習していました。キャンディーズの年下の男の子で私はセンターのランというポジションだったのに、あるとき友だちのスー役が「私より太ってるのにラン役はおかしい。」とか言い出してそれでもめて、パクパクコンテスト応募はなしになりました。

パクパクコンテストの公開収録をしていた千里セルシーホールも今はもうありません。

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