リンリンランランのヘアスタイルや衣装とデビュー曲「恋のインディアン人形」というタイトル(恋のインディアン人形の出だしの太鼓のような音も。)で、彼女たちがインディアンだと思っていた子どもって多いと思います。
明らかにネイティブアメリカンを意識させているとしか思えませんよね。
そしてリンリンランランがデビューした頃に、ちょうど親せきの人からカナダのお土産にビーズのついたスエード革の服を着たインディアンの人形をもらったんですが、髪形がロングの三つ編みでおでこの部分にバンド(?)をつけていて、とにかく髪形がリンリンランランだったので、よけいにインディアンだと思っていました。
でも実際は出身地が香港でお父さんがアメリカ人でお母さんが中国人のハーフの双子の女の子でした。
ピンクレディが人気だった頃、女の子たちはピンクレディーの振り付け(ダンス)を練習して踊ってたけど、その数年前にはリンリンランランの振り付けを覚えて踊っていたものです。
そして髪の毛がロングの子は三つ編みをしたりしてました。
恋のインディアン人形の最後の部分のあの動きってロボットダンスですよね。
私が好きだったリンリンランランの曲ベスト3
恋のインディアン人形
リンリンランランのビジュアルも印象的だったけど、ふたりで曲に合わせて激しく踊るダンスも印象的だった。そして初めて見るロボットダンスも。
当時はロボットダンスなんて知らないからリンリンランランのあの動きがちょっとこわかった。
やっぱりリンリンランラン=恋のインディアン人形ということでいろいろと印象深い。
今聞いても出だしのドラムからベースの出だしはかっこいい。
恋のパッコンNo.1
私がいちばんダンスを練習した曲。
「♪好きよ好きよあなたが好きなの」のところの振り付けがお気に入りだった。
いまだにパッコンNO.1の意味がわからない。
「パッコンNo.1とは」で検索してもないだろうなぁ。
オバサンになった今の私が想像するに、パッコンは大好きな彼のことを考えて胸がパッコンパッコン(ドキドキ)してるってことで、自分にとってドキドキ度が1番高い男の子なんじゃないかと。パッコンNO.1=彼
ノックは暗号
「トントントトントントトトン トントントントトン ツートトンツートトン」
このはじまりがかわいかった。これってモールス信号。発想がすごい!!
そしてここの歌詞
♪チョコレート アップルパイ
ババロア プディング シャーベット
サーロイン・ステーキ エスカルゴ
デミタス・コーヒー エトセトラ
♪ファンデーション ピンカール
口紅 マニキュア オーデコロン
アイシャドウ マスカラ つけまつ毛
香水 ペディキュア エトセトラ
このスイーツとコスメの羅列の歌詞が、小学生の私の胸にささりました!
余談ですが、この歌が出たころ「ノックは無用!」という横山ノックさんと上岡龍太郎さんが司会をしていた番組があって、「ノックは暗号」のことを「ノックは無用」と混同している子が多かった(笑)
リンリンランランのプロフィール
本名:Letilia Barber リンリン姉 Katharine Barber ランラン妹
誕生日:1959年1月3日生まれ
出身地:香港
日本でデビュー前は1972年から香港で樂家姊妹(ロッカーシスターズ、The Lokka Sisters)という名前で活躍していました。
シングル曲と発売日
恋のインディアン人形・・・1974年(昭和49年)4月15日
陽気な恋のキューピッド・・・1974年(昭和49年)8月25日
恋のパッコンNo.1・・・1974年(昭和49年)11月10日
ノックは暗号 ・・・1975年(昭和50年)2月25日
恋の雨音・・・1975年(昭和50年)6月10日
恋はラブ・ラブ・・・1975年(昭和50年)8月25日
小さなプロポーズ・・・1976年(昭和51年)7月10日
リンリンランランってデビューの前に日本に来た上野動物園のパンダのカンカンランランと名前を混同してしまっている人も多かったな。
リンリンランランはいつもニコニコしててかわいかった。